2012年09月11日
三遠南信自動車道路の今後!?
早期供用開始に向けた動き?
先日、国土交通省中部整備局浜松工事事務所の面々が三遠南信自動車道路の工事について当初計画と動きが変わってきたので事前に説明をしたいとの事
聞けば、当初計画が大幅に修正され、平成30年には愛知県東栄町からの佐久間第一トンネルと浜松市佐久間町川合までの佐久間第二トンネルの供用を開始する目標のもとに今後の工事を進めたいとの事である
理由としては、政権交代以降地方整備の一環から高規格道路の整備に拍車がかかり、3・11を経験し、大災害時に通行可能な道路網の整備と「原田橋問題」を踏まえ広域的観点から天竜川を渡る強度の高い川橋が早急に必要であるとの認識高まったとの事である
浜松市引佐から愛知県新城市名護間の工事にに十年以上を費やした経過を見るとにわかには信じがたいが、地元が味わった原田橋の通行止めによる経済的・時間的損失や多額の予算処置をして未だに24時間体制でガードマンを配置する現状を考えると当然と言えば当然の成り行きなのかも
当初計画では佐久間第一トンネルは愛知県側から佐久間第二トンネルは浜松市川合側からトンネルの掘削を行う予定であったが第一・第二トンネルともに大千瀬川側からもトンネルの掘削工事を行う予定だそうである
そのために工事用道路建設の期間短縮のために浦川地区の一部区間では1日300台の4tトラックが往来するとの事、1日8時間稼働で単純に計算しても2分弱に1台のダンプが通行する計算になる
これは、大千瀬川に架かる橋に重量制限があり、「原田橋」の過ちを繰り返さないために15tトラックを4tで補うために約4倍の小型トラックが投入されるためだとの説明だった・・・
地元では生きている内には絶対に通ることのない道だと思っていたが、一躍現実味を帯びてきた感がする
一部供用開始以降、愛知県の温泉施設では3割以上も浜松のお客が増えたと聞き、コンビニではお客が倍になったとも・・・現にキャンプ村では関東圏・関西圏を問わずお客の6割が三遠南信道の供用部分を利用していることからその経済的効果は計り知れない・・・
ただ、課題も多々残る
その一つが現政権は風前のともし火であり再び政権交代が起きた時はどうなるのか?
さらに、浜松市佐久間町まで供用が開始される平成30年までこの地域が存在しているのか、ゴーストタウンと化していないか危惧される。現にここにきて多くの商店やガソリンスタンドが相次ぎ廃業するばかりか予備軍も多々噂に聞く始末である!
最も大きな問題は、この地域が生き残るために施策も方針もまるで見えてこない!
浜松市が1市1制度の施策のもとに旧役場を公民館化してはアイディアの集約もできない!地域を守る大義名分を持つ経済団体までもが支所と化し、ビジョンすら示せない!
市は過疎地域の活性化を体裁よくNPOに投げ出したが、多額の補助金を受けるその組織にあっては疲弊の一途を辿る地域にあって旧態依然とした発想では振興は望めないのに役員だけがは留任!
驚くことにこの地域ではあの組織の役員も別の組織の役員もさらに別の組織の役員も同じ顔触れ!
同じ人間が違う場所で意見を述べ合う不思議、これで地域の活性化が図れるのだろうか?
最近、マスコミでは「大阪維新の会」が注目される昨今であるが、彼らはあくまで都市機能の再生集団であり、地方分権も所詮地方の大都市一極集中型再生を訴えているに過ぎず山間農漁村の再生は考えていないのではないだろうか?
今こそ末端地域が生き残るための維新が必要ではないだろうか?
熱意や情熱では何ともしがたいこの地域を守るために英知を集めたい、英知を求めたい
この地域こそ内から外からの「維新」が必要ではないだろうか
また、お叱りを受けることを覚悟して愚図話である
先日、国土交通省中部整備局浜松工事事務所の面々が三遠南信自動車道路の工事について当初計画と動きが変わってきたので事前に説明をしたいとの事
聞けば、当初計画が大幅に修正され、平成30年には愛知県東栄町からの佐久間第一トンネルと浜松市佐久間町川合までの佐久間第二トンネルの供用を開始する目標のもとに今後の工事を進めたいとの事である
理由としては、政権交代以降地方整備の一環から高規格道路の整備に拍車がかかり、3・11を経験し、大災害時に通行可能な道路網の整備と「原田橋問題」を踏まえ広域的観点から天竜川を渡る強度の高い川橋が早急に必要であるとの認識高まったとの事である
浜松市引佐から愛知県新城市名護間の工事にに十年以上を費やした経過を見るとにわかには信じがたいが、地元が味わった原田橋の通行止めによる経済的・時間的損失や多額の予算処置をして未だに24時間体制でガードマンを配置する現状を考えると当然と言えば当然の成り行きなのかも
当初計画では佐久間第一トンネルは愛知県側から佐久間第二トンネルは浜松市川合側からトンネルの掘削を行う予定であったが第一・第二トンネルともに大千瀬川側からもトンネルの掘削工事を行う予定だそうである
そのために工事用道路建設の期間短縮のために浦川地区の一部区間では1日300台の4tトラックが往来するとの事、1日8時間稼働で単純に計算しても2分弱に1台のダンプが通行する計算になる
これは、大千瀬川に架かる橋に重量制限があり、「原田橋」の過ちを繰り返さないために15tトラックを4tで補うために約4倍の小型トラックが投入されるためだとの説明だった・・・
地元では生きている内には絶対に通ることのない道だと思っていたが、一躍現実味を帯びてきた感がする
一部供用開始以降、愛知県の温泉施設では3割以上も浜松のお客が増えたと聞き、コンビニではお客が倍になったとも・・・現にキャンプ村では関東圏・関西圏を問わずお客の6割が三遠南信道の供用部分を利用していることからその経済的効果は計り知れない・・・
ただ、課題も多々残る
その一つが現政権は風前のともし火であり再び政権交代が起きた時はどうなるのか?
さらに、浜松市佐久間町まで供用が開始される平成30年までこの地域が存在しているのか、ゴーストタウンと化していないか危惧される。現にここにきて多くの商店やガソリンスタンドが相次ぎ廃業するばかりか予備軍も多々噂に聞く始末である!
最も大きな問題は、この地域が生き残るために施策も方針もまるで見えてこない!
浜松市が1市1制度の施策のもとに旧役場を公民館化してはアイディアの集約もできない!地域を守る大義名分を持つ経済団体までもが支所と化し、ビジョンすら示せない!
市は過疎地域の活性化を体裁よくNPOに投げ出したが、多額の補助金を受けるその組織にあっては疲弊の一途を辿る地域にあって旧態依然とした発想では振興は望めないのに役員だけがは留任!
驚くことにこの地域ではあの組織の役員も別の組織の役員もさらに別の組織の役員も同じ顔触れ!
同じ人間が違う場所で意見を述べ合う不思議、これで地域の活性化が図れるのだろうか?
最近、マスコミでは「大阪維新の会」が注目される昨今であるが、彼らはあくまで都市機能の再生集団であり、地方分権も所詮地方の大都市一極集中型再生を訴えているに過ぎず山間農漁村の再生は考えていないのではないだろうか?
今こそ末端地域が生き残るための維新が必要ではないだろうか?
熱意や情熱では何ともしがたいこの地域を守るために英知を集めたい、英知を求めたい
この地域こそ内から外からの「維新」が必要ではないだろうか
また、お叱りを受けることを覚悟して愚図話である
Posted by 緑の里 at 21:21│Comments(3)
│観光情報
この記事へのコメント
「この地域が生き残るための施策も方針もまるで見えてこない」「今こそ末端地域が生き残るための維新が必要ではないだろうか」「この地域こそ、内から外からの維新が必要ではないだろうか」全くその通りだと思います。親父の代を含め40年以上鮎釣りでお世話になった佐久間・浦川の地域おこしに外部の人間としてなんとか力になれないかと、真剣に考えています。浦川の持つポテンシャルは大きいと思うのですが。やはり若手が動かなくては先に進まないと思います。まとめ役の方はいらっしゃらないのでしょうか。自分としては「鮎ののまち 浦川」の復活に興味を持っています。鮎釣りだけでなく、町おこしについてのいろいろなアイデアを集約したらどうでしょうか。シンポジウム、集会などあったら教えてください。都合をつけて出席したいと思います。
Posted by 鮎の友釣りに克 at 2012年09月12日 12:01
鮎の友釣りに克 さん
いつもコメントありがとうございます
最近、外部の方が訪れるのは鮎の友釣りとキャンプ村、浦川歌舞伎くらいでしょうか?
先日もキャンプのお客様が「鮎の塩焼きを食べたいけどどこかに食べられる処はありませんか?」と聞かれ返事にこまりました・・・鮎のまちを自認しているのに鮎の塩焼きすら食べるところが説明できない悔しさ
三遠南信自動車道が開通する前に何かをしなくてはと思いますが、やはりここは若者に頑張ってもらいたいものです
四角四面の会議でなく、まずは一杯会からはじめましょう
その折のは是非ご参加下さい
いつもコメントありがとうございます
最近、外部の方が訪れるのは鮎の友釣りとキャンプ村、浦川歌舞伎くらいでしょうか?
先日もキャンプのお客様が「鮎の塩焼きを食べたいけどどこかに食べられる処はありませんか?」と聞かれ返事にこまりました・・・鮎のまちを自認しているのに鮎の塩焼きすら食べるところが説明できない悔しさ
三遠南信自動車道が開通する前に何かをしなくてはと思いますが、やはりここは若者に頑張ってもらいたいものです
四角四面の会議でなく、まずは一杯会からはじめましょう
その折のは是非ご参加下さい
Posted by 緑の里 at 2012年09月12日 17:52
こんばんは。
その通りだと思います。
まずは一杯会から始めましょう。
先日 町のNPOの会合に行ってきました。
NPOではゾバ作りや故郷の森などをやっているのですが、高齢者での活動委員ばかりでなかなか大変です。
それでも頑張っている勇ましい人がいっぱいいます。
そんな人を集め、是非一杯やりましょう。
その通りだと思います。
まずは一杯会から始めましょう。
先日 町のNPOの会合に行ってきました。
NPOではゾバ作りや故郷の森などをやっているのですが、高齢者での活動委員ばかりでなかなか大変です。
それでも頑張っている勇ましい人がいっぱいいます。
そんな人を集め、是非一杯やりましょう。
Posted by しんしん at 2012年09月28日 08:19
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